最初はROCK

nakaoshi_kaos2011-07-14

今日はふと「電話で公平な勝ち負けを決定する方法があるか?」を考えてみた。


Face to Faceであれば、サイコロやコインを使うなり、ジャンケンをするなり、あっち向いてホイで決めるなり、
完全に平等とは言えないまでも、力量の差がほとんど介在することなく、2者の勝ち負けを決定できる手段は存在する。


しかし、電話のように音声情報がリアルタイムに送受信される環境ではそうはいかない。


まずはジャンケン。
グー・チョキ・パーを同時に発声して勝ち負けを決めるのには少し無理がある。


本来、最初はグーの発声と手の動きで両者のタイミングを合わせ、
指を動かして手の形を決めるという一連の流れがジャンケンである。


また、力量の差(相手の手を読む、指の形を見極めてから手を変えるなど)を多少なりとも含んでいるが、
慣例化しているからこそ許されている面もある。


電話の発声では後出しの定義も難しく、
仮にタイミングを上手く合わせられたとしても、敗者側は充分な納得感が得られないと考える。
(一度で勝ち負けを決めず、何本先取と言う風にすれば公平感は改善されるだろうが。)


次に、数字を用いて、サイコロやコイントスのように可能な限り公平な手段で勝負を決する方法。
具体的には、奇数と偶数の選択である。


一番始めに考えたのは、不変かつ世の中に一つしかパターンがなく、
奇数と偶数がバランスよく存在しており、頭では覚え切れない乱数を利用したもの。


例えば、


「円周率π小数点第***位の値は奇数か偶数か?」
「自然対数eの小数点第***位の値は奇数か偶数か?」


と言うようなもの。


ただし、後からネットなどを利用して正解を調べる必要があり、
公平ではあるが全くもってスマートでない。


もっとジャンケンのような気軽さで、短期に決着を付けられる方法はないものか……。


この際、公平さは多少犠牲にして、相手を信用し、嘘を付かないことを前提にすれば、
自分だけが知っていて、相手が知らないであろう情報を利用する方法もある。


例えば、


「私(共通の知人など)の誕生月or誕生日は奇数か偶数か?」
「私(共通の知人など)の血液型はA型もしくはAB型である。YESかNOか?」(←日本人のA型+AB型の割合は約47%)
「クルマのナンバープレートの*桁目は奇数か偶数か?」
「免許証番号の*桁目は奇数か偶数か?」


など。当然ながら、相手に知られている情報では100%負けるので、
いかに相手が知らなそうな情報を用いるかが肝心である(免許証番号なら確実に知らないだろう)。


あと、通話中に確認できちゃう携帯があるとNGだけど、


「携帯電話番号の*桁目は奇数か偶数か?」
「メアドの@ より前の文字数は奇数か偶数か?」


なんかはすぐに正解が確認できるので手っ取り早い。


てか色々考えてみたけど、しっくりとくる案を思い付かないので、
この際、口ジャンケンで決めればいいんじゃないかな?と言う気がしてきた。


何か良い方法を思い付いた方が居たら教えて下さい。