日産GT-R

M3を売っ払って、↓のクルマを買いました。

なんてことは当然なく、仲間内の共同出資で↑のクルマを12時間レンタルして、
伊豆半島最南端の石廊崎まで行って来ました。
（ちなみに石廊崎は2度目だけど、何もない所なのでオススメしません。）

要所で運転を交代しながら、
箱根ターンパイク〜伊豆スカイラインや高速道路を含む、合計100kmほどを運転しました。
感想は以下です。

【ポジティブ】
・変速が恐ろしく早い（2ペダルMT）
・上り坂でもグイグイ加速する
・ギアが何速だろうが、メーターが何回転を示していようが、どこからでも加速する（フラットトルク）
・自動変速モードに入れると、50km/h前後であっと言う間に6速に入る（燃費貢献）
・ATモードの自動変速の繋ぎはスムーズ
・高速道路での中間加速は市民権を失いそうになるくらいに速い
・後席が意外と使える

【ネガティブ】
・よく曲がるが、電子デバイスで曲がっている感じがする
・街中の運転がかったるい
・伊豆スカイラインのような適度なワインディングですら、性能を持て余してしまう

ってな感じ。総じて、速く走るのが信じられないほど簡単にこなせてしまうが、
そのことが逆に災いして、公道（特に日本）ではオーバースペックだと感じました。

自賛する訳ではないけれど、GT-Rのような速さはなくとも、
官能的な高回転NAユニットを持つM3の方が、自分の性に合っている。

ただし、燃費性能や環境性能が重視されるこの時代において、GT-Rは非常に貴重な存在であり、
ハイパフォーマンスカーを購入しようと思っている人にとって、
GT-Rの試乗は、クルマ選びの方向性を見つめ直す良い機会になると思います。
（実は最近、次期愛車の購入を検討中です。気が向いたときにネタにします。）